算数文章問題のカギは、国語力に有り!
「計算問題は出来るけど、文章問題が苦手」というお声を多く耳します。
その原因はどこにあるのか。最も大きな理由は、問題文を正しく理解・把握できていないことです。
こういった場合、次のような解答が多く見受けられます。
・文章にでてくる数字を順番に使っている
・数字だけを見て、四則(足し・引き・かけ・割り)を決めている
・問題に対して、出した答えが離れすぎている(歩いた距離という問題に対して、200kmというような答え)
思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これらの原因である「正しく問題文を理解していない」という部分は、国語力の不安定さに起因しているのです。
では国語力とは何か。
漢字ができること。文法や文章の作りがわかること。作文が書けること。
ぱっと思いつくものでも、いくつも挙げられると思います。
まえしまアカデミーでは、国語力=論理的思考力と考えます。
そしてそれは、「生きる力」(能動的学習・アクティブラーニング)へとつながっていきます。
国語力=論理的思考力を高めるにはどうすればいいか。それは大きく分けて3つの力が必要ではないかと考えます。
・言いかえる力(抽象・具体の関係を整理する力)
・比べる力(対比関係を整理する力)
・たどる力(因果関係を整理する力)
小論文 総合型選抜(AO入試) 語彙力 思考力 論理立て
国語力=論理的思考力を高めるためには「3つの力」を身につけるだけでいい。 「言いかえる力」、「くらべる力」、「たどる力」。 すなわち、抽象・具体の関係を整理する力、対比関係を整理する力、因果関係を整理する力。